バッテリー編

最近では一部のスーパースポーツ系バイクにリチウムポリマーのバッテリーが採用されているが、ほとんどの車両は鉛バッテリーを採用している。用品店の商品でバッテリーほど高粗利の商品は他に無い。古河やユアサといった日本の老舗バッテリーメーカー製は数万円の価格で売られているが、仕入値は売価の半分以下である。だからこそ、地方のまだ昭和の名残が残る地域に行くと、バッテリー屋らしき看板を多く見かける。そば屋やラーメン屋、お好み焼き屋、など単品で店一軒がやっていけるにはそれ相応の粗利が取れる商材でないと難しい。バイク用品店のマフラー等の改造部品の多くは超低利益で、用品店は多種多様な商品を販売することでバランスを保っている。そして、ご覧の通りあまり儲からない。話が脱線したが、鉛バッテリーには2種類あり、開放式と密閉式(MF式・・・メンテナンスフリー)だ。今どき開放式を採用しているバイクは新車では販売されていないが、これはバッテリー上部に蓋があり、時々蒸発して減った分の純水を補充する必要がある。蒸発したまま電極板が露出すると、表面が結晶化し電気のやり取りができなくなるので、こまめなチェックとメンテナンスが必要だ。これに対して、密閉式はその中の通り、一度電解液を注入したら密閉し、液補充の手間がない。ただ、密閉式とはいえ、熱や過充電によるガスが溜まった時の弁があり、厳密には密閉されていない。鉛バッテリーは、その特性上、満充電を維持し続ける事が最も寿命が長くなり、逆に深く放電させてしまうと短寿命となる。よって、毎日30分以上乗る通勤ライダー以外は、安い物でもバッテリー充電器を購入し、自宅に駐車中は常に充電器に接続した方が、毎年バッテリーを買い替えるよりよほど経済的だ。集合住宅など駐車場が離れていると難しいが、バッテリーを外す事が難しくない車両であれば、取り外して充電することもできる。バッテリー端子に蝶ネジを使用したり、カプラーを作成して、工具なしで取りせるようにしたりもできる。1ヶ月に1度程度で充分なので充電をお勧めする。

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